A205 救急医療管理加算
A205 救急医療管理加算は、救急患者が満床でたらい回しとならないよう、救急で使用している病床に少しでも空床を作るために平成22年度診療報酬改定で新設されたが、「入院後5日以内に他病院への転院」との算定基準が定められ、それにしたがって5日以内に転院を促すと病床稼働率が下がってしまい経営的な判断から、この診療報酬を算定しないケースも多く見られた。
平成24年度の診療報酬改定では、算定基準が7日以内となり、適用範囲が大きく広がった。該当となる患者については規定があり、救急部門に周知する必要がある。
24年度改定以降、「算定モレ」の多い、診療報酬項目の1つとなっているので再チェックが必要である。
疑義解釈その1〜14更新済の資料です。